春爛漫の季節ながら、未だ終息の見えないコロナ禍の一年が経過する状況下、新年度が始まりました。

このような時期、弊社は、2021年4月2日、お蔭様で事業年度30期を迎えることができました。

これも偏にお得意様からのご愛顧、ご支援の賜と心から感謝申し上げます。

弊社は、30期を節目として、学術情報流通サービス事業の存続と持続的発展に傾注しつつ、①学術文献複写サービス（ADS）、②学術書販売サービス（BDS）、③著作権許諾サービス（CPS）の3本柱を主軸に、DB検索、学位論文、別刷、技術翻訳などのサービスを通して、広く産業界をはじめとする研究・開発活動（R&D）に貢献して参る所存でございます。

とりわけ、「緊急事態宣言」下におきましても「学術情報流通に中断なし」をモットーに、ADSに伴う取材先となる情報源の国立国会図書館はじめ学術図書館の「閉館」などの制約下、著作権管理3団体、出版者(社)と学協会、更に執筆者/著者/編集者のご理解とお力添えを得ながらサービスに支障をきたさない取材体制を整えて対応してきております。

現在、ワクチン国際共同購入「COVAXファシリティ」等が前進し、広く「ワクチン接種」が始まりました。

ワクチン接種への期待と合わせて、穏やかな日常が戻りますよう１日も早い終息を願うものです。

弊社といたしましては、コロナ終息後を見据え、第一に学術文献情報が「出版」から「流通」・「利活用」・「権利処理」の「革新」、第二に出版者（社）/学協会、執筆者/著者/編集者との関係強化への「挑戦」、第三に外商書店としてのサービス事業の「成長」を図りますと共に、お得意様に寄り添いながらお仕事のお役に立てるよう鋭意努力してまいります。

今後ともご愛顧、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

コロナ禍の影響下ながら、益々のご発展とご健勝を心からお祈り申し上げます。

2021年4月2日

エーシー・ファクス株式会社（ACF）